近代文学における祇王祇女説話翻案の諸相① 島村抱月『平清盛』・武者小路実篤『清盛と仏御前』
はじめに 近代文学には『平家物語』祇王祇女の挿話を翻案した作品がいくつか存在する。今回はその内、管見に入った戯曲について紹介したい。個々の作品論というよりは、近代における白拍子表象の具体像を確認する […]
はじめに 近代文学には『平家物語』祇王祇女の挿話を翻案した作品がいくつか存在する。今回はその内、管見に入った戯曲について紹介したい。個々の作品論というよりは、近代における白拍子表象の具体像を確認する […]