〜今ここによみがえる平安の宴〜 今様合
今からおよそ８５０年前の承安４年（１１７４）、後白河法皇は法住寺殿で十五夜連続の今様合を催しました。
「今様」とは、平安後期から流行した歌謡であり、庶民から貴族まで広く親しまれました。
この今様は和歌とは異なり、現代のカラオケのようにその歌いぶりが重視されていたらしく、
法皇の催した今様合でも、当時の名人達が左右に分かれてその声技を競い、勝敗を決したと言われています。
松殿山荘は、当時の関白松殿基房の別業があった場所です。
平安の記憶を持つ土地で、古の宴に思いを馳せてみませんか？
〜宴座と穏座〜
当時、宴会は正式な「宴座」と略式な「穏座」という二部構成になっていました。
つまり「穏座」は堅苦しい行事ではなく、寛いだ雰囲気をもつ二次会のようなものでした。
そこでは酒肴が振る舞われ、興に乗じて音楽が奏でられたり、歌や舞が披露されたりしたのです。
今回の松殿今様合では、当時の穏座の雰囲気を再現すべく試みております。
各出演者による芸能の数々をお楽しみください。
昼は紅葉の色や鳥のさえずりが、夜は月の明かりや灯火の影が、宴に趣を添えてくれることでしょう。
日時 ２０１７年１１月１日（水）
昼の宴：午後３時〜
夜の宴：午後６時〜
会場 松殿山荘
入荘料 各宴３５００円
※要予約の上チケット手配いたします。詳しくは下記お申し込み方法にて。
お申し込み方法
❶予約
各宴定員50名とさせていただきます。
まずはお席の確保のため、電話・FAX・メールにてお問合せください。
その際
・お名前
・ご希望の公演（昼の宴/夜の宴）
・ご来場人数
・ご住所
・お電話番号
をお伺いいたします。
❷振込
ご予約ができましたら、下記振込先いずれかにご送金ください。
・ゆうちょ銀行 記号14420 番号24631691
・みずほ銀行 伏見支店 普通預金1200002
名義 公益財団法人松殿山荘茶道会
❸チケット発送
ご入金の確認が取れましたら、チケットをお送りいたします。
公益財団法人 松殿山荘茶道会
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